知床遊覧船事故から1年
4月22,23日と斜里町ウトロに滞在し遊覧船事故に遭われた被害者家族の方々とお会いし、その悲しみに触れてきました。そして感謝の気持ちも頂き、今後の捜索について家族の目の前で発見は限りなく難しいことも、また現場で捜索に従事する海保や道警の隊員たちの優秀さと本部の椅子から動かないトップの無能さは桂田と同じくらい罪深いこと、能力を発揮できる機会を奪われ、我々素人らが見つける・・これほどの悔しさと無念さは無かっただろうという話もしました。
マスコミ各社に対する世間の誤解と批判もありますが現地を知らずマスコミ悪の先入観、被害者家族への心無いコメントが家族を苦しめました。
自分は今回についてマスコミは戦友・同志だと思っています。
時に被害者にカメラを向けマイクを向ける・・・・人として辛くないわけはないのです。
不覚にも何度もカメラの前でジジイとなった自分は目から汗が出ました。カメラの向こうでマイクを向ける彼らもプロですが、終わってねぎらいの言葉をかけると号泣する方もいました。
零れ落ちる涙、嗚咽して顔を上げられない方も皆、傷ついているのです。
辛い仕事です。
桂田精一は見事としか言いようのない数々のコメントを吐き捨て逃げ切りに入りました。
22日は当日と同じような波浪と感覚が無くなる様な酷寒の北西風、じわじわ自分らが冷たい海で死んでいくことを知り、泣き叫ぶ幼い子供たち、誰もが最愛の人の名前を叫んだことでしょう。
本当に酷い事故(殺人事件)でした。
追悼式で花を手向け、前列に並んでいる家族の方々の中央を通って席に戻るのですが、大臣はじめ多くの参列者が居た中で、被害者家族の方々がみんな頭を下げてくれたのは自分だけでした。
多くの方はあの地の過酷さを知りません。
自然はときに優しく、ときに容赦なく牙をむきます。
家族の思い、亡くなられた方の思いを胸に抱き、海保と道警の若いこれからを背負っていく隊員たち、そして自分らも今一度足を運んで来ようと思っています。
知床に関わる多くの皆様、辛いことですが風化させてはいけません。
ですが下を向くことはないです。
被害に遭われた方々は知床が好きで、想い出の地にしようと、様々な思いで来てくださっていたはずです。
きっと、知床がいつまでも悲しい地で淋しい地で寂れて行くことは悲しむでしょう。
今日を生きる我々は被害に遭われた方々が生きたかった日です。
明日という日は被害に遭われた方々が希望を抱いた日です。
永遠に叶わない日です。
知床に生きる人々も、日本中の多くの方々も今日、明日という日々を大事に生きて行きましょう。
スポンサーサイト
友人らが選挙に立候補しました
話しを聞いた時はまさかと思いましたが・・・

でもよくよく考えるとそう言えば・・・
羅臼町長選挙は無風。
羅臼町議会議員選挙は定数10名のところ11名の立候補です
新人4人が立候補!
その中に・・・
自分がハンター世界に引きずり込んでしまった後輩が
どうかよろしくお願いします。
自分と違い高い志がありました。
そしてもう一人!
(株)環境管理センター(本社:東京都日野市)に一緒に入社し高卒採用の我々は高学歴院卒の方々に揉まれに揉まれまくりまくった唯一の同僚です。

もう、出るって聞いた時は10回ぐらい聞き返しました(笑
彼もまた漢気のあるやつです。
この二人の新人をどうか羅臼町内の皆様宜しくお願いします。
4月23日が来ます。
2022年令和4年4月23日。あの日、知床半島斜里町側ウトロの海で信じられない事故が起きました。
荒れる予報が出ている中、何の対策も出来ていない状態で、素人同然の船長が舵を持って凍てつく海に多くの人の命を未来を
社長はまったく責任を感じていません。
それがまた家族の心を痛め付け、地元に暗い影を後遺症として残して行くわけです。
どういう育ちをすると、こういう人間が出来上がるのか?
日本は平和です。
国が違えば彼は今、生きていないでしょう。
悪運の強さは・・・何が彼を守っているのでしょう?
事故から1年が経つ令和5年4月23日、追悼式典が行われます。
自分が招待されるということはあり得ないだろうと思っていたのですが招待状が来ました。
せっかくですので受理することに!
きっと出す側は、桂田(招待はされていない)の次に出したくない相手だったでしょう。
この日は同時に斜里町も羅臼町も首長と町議の選挙日です。
斜里町大変ですね!
これもそれもすべての元凶は桂田です。
地元ではどういう空気なのか前日入りして肌で感じてきたいと思います。
事故はあったけれど、地元の人間はだれ一人として犠牲になったわけではない。
もう会うことは無い方々と家族。
対する桂田側は財産没収を避けるための対策は全て講じているという話です(名義変更等)そしてこれからも地元で影響力を残していくわけです。
一度、彼とサシで会ってみたいものです。
大事な社員を見つけてあげたんだよ…」何か言うことあるんじゃね?
と言っても、まぁ余計なことをしたとなるんでしょうね!
当日の天気予報は北西風の大荒れ予報です。
あの日と同じように、それ以上に、海が桂田精一を呼んでいるよ!
可愛がられるトド
世界ではロシアはならず者国家の烙印を押されてしまいましたがトドの世界では真逆という。
日本に来れば捕らえられて発信機を付けられたり、追いかけ回されたり、挙句は銃で撃たれるという・・・
一方、ロシアでは手厚く保護され、エサまでもらえるという。
それだもの日本には来なくなるわけです。
北方領土色丹島穴間湾での餌付け風景
逃げるトド
トドの有害駆除で彼らを追いかけていると我々を振り切ろうと全速力で逃げます。
原理はよくわからないですが、飛び跳ねながらの方が速いのでしょうね?
イルカなんかもそうですし・・・
それとも、息切れ防止の呼吸のため?
それでもダメなら今度は潜ってやり過ごそうとしますが、あまり息は長く続かないらしい・・・アザラシはかなり長時間潜っています。
深い海での漁業被害は実はトドではなくアザラシだというのが自分の認識です。
彼らも必死ですが、実はトドの刺身が超絶美味だということに気が付いた。(ちなみにレバ刺し、ゆっけ、馬刺し、全部無理でしたが)
食わず嫌いの自分、言われるままに恐る恐る食したら、目からウロコです。
マグロを焼き魚にしても美味くないけれど、刺身は絶品というのと同じ感じ。
陸の動物ではないので変な病気も無く安全!
クジラの刺身と同じですね!
次はクジラだな・・(腐って無いやつ)